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    2007年11月08日

    スプーンの置き場所

    サムネイル
    コーヒーが好きで喫茶店などもよく利用するんだけど、
    いつも1つだけ、コーヒカップ&ソーサーに不満があった。

    写真は、会社を辞める時に後輩からもらった、
    小松誠氏によるコーヒーカップ&ソーサー。

    彼のことはよく知らないが、調べてみると、
    制作物の幾つかは、MoMAのパーマネントコレクションに入っていたり、
    毎日の生活を快適なものにするため、職人気質な観点からものづくりをしていたという。
    そんな彼のことをまったく知らなくても、
    このコーヒーカップ&ソーサーが、とてもよくデザインされていることが一目で分かる。

    それは、ソーサーが余裕を持ってデザインされている点。

    一般的なソーサーは、コーヒーカップに対して程よい大きさで、
    カップをあげるとスプーンがソーサーの中央に滑り込んでくる。
    そのため、コーヒーカップを戻すとスプーンにあたり、カチカチと小さな音をたてる。
    不満というと大げさだけど、よいしょとスプーンを戻したり、
    音が鳴らないよう、気をつけてコーヒーカップを戻すというストレスが嫌いだ。

    僕にとって、このスプーンを余裕をもって置けるというデザインは
    とても好感が持てるものです。

    氏の「毎日の生活を快適にする」という考えは、
    こーゆー箇所に表れているんだろうなと、エスプレッソを飲みながら思ったりした。
    些末なことだけど、日常的に使うものは
    ストレスなく使えるというのがとても大事なことなんだと改めて考えさせられた。

    実際、ソーサーが大きければ、そこに砂糖を置いたり(僕は使わないが)
    クッキーを置くこともできるから、お店的にもメリットはあると思うんだけど、
    そんなお店は、あまり多くないし、知らない。

    で、唯一そんなソーサーを出すお店が、「filante」という靭公園前にあるカフェ。
    ヘアサロンをかねた店内は、吹抜けや靭公園の緑も手伝って、
    ゆったり過ごすことができるお気に入りの場所です。


    filante(click!)

    小松誠(click!)


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