
街中にあるコミュニティスペース、Anyのブログで、活版印刷工&ライターとして紹介されています。
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最初は街中で活動しているわけでもないのでお断りしたのですが、仕事柄インタビュー取材をすることが多いので、インタビューされる人の気持ちが分かるかもと、取材を受けることにしました。
「文を書くのが好きではない」という発言を補足するとしたら、文章を書きたくて仕事をしていると言うより、新しい価値や気付き、提案など、伝えたいことが先にあって、その手段として文章を書ているという出発点がちがうことを意味しています。
取材をしていて面白いのが、さまざまな価値観に出会うことです。
話の中から核となる部分を見つけ出し、どんな話を持ってくれば共感してもらえるか、どういった順序で伝えたら分かりよいか、文章や写真を使って構成していきます。
伝え方を工夫する、見せ方を工夫することで、既存のものの中に隠れていた新しい価値や発見、気付き、提案が見えてきます。
ある編集者はこの作業のことを、「新しい星座」を発見することと表現したりしています。
星の位置は変わらないけど、つなぎ方を変えることで、これまでにない星座が見えてくる。
伝えるという仕事の面白さは、まさにここにあると考えています。