
今日はイベントのおしらせです。
2/17(土)〜3/15(日)まで豊橋市美術博物館で行われる企画展「ウィリアム・モリス 原風景でたどるデザインの軌跡」にて、1日限定で学生を対象にした活版のワークショップを行うことになりました。
ウィリアム・モリスと活版印刷
ウィリアム・モリスというと、詩人やデザイナー、思想家などの顔を持つとか、19世紀のアーツ・アンド・クラフツ運動、モダンデザインの父、ボタニカルなファブリックや壁紙といったキーワードが上がってくるかと思います。僕もそんなに詳しくなく、今回知ったのですが、彼は晩年、「ケルムスコット・プレス(Kelmscott Press)」というプライベート・プレス(私家版印刷工房)を立ち上げ、幾つものブックデザインを手がけたそうです。その時の印刷が活版印刷を使っていたということもあり、今回、ワークショップの講師として声をかけてもらうことになりました。詳細は、豊橋市美術博物館に来て、展示を見てください。
はじめての活版印刷
ワークショップは、手動の活版印刷機(テキン)を使い、活字と樹脂版などを組み合わせて、オリジナルのカードをつくるというもの。小・中学生が対象なので(お、21世紀生まれだ)、コマンド+Pとはちがう、手仕事な印刷の魅力を体感してもらえたらうれしいです。
ワークショップ内容
3/3(土)①10:00〜 ②13:00〜 ③15:00〜
対象:①②小学生 ③中学生 各回6名
参加費:500円
申込み:2/6(火)より電話にて受付
チラシはこちら
今年は、活版工作室もでき活版に注力していこうと思った中で、このような機会をいただけ、とてもありがたく思います。
大人のためのワークショップもしないとですね。
豊橋市美術博物館 | Toyohashi City Museum Art & history
企画展「ウィリアム・モリス 原風景でたどるデザインの軌跡」
モリスのテキスタイルや書籍など約100点
19世紀イギリスに活動したウィリアム・モリスは、デザイナー・詩人・社会思想家など多彩な分野で才能を発揮しました。本展では、デザイナーとしてのモリスに着目し、「生活と芸術の一致」という思想のもと作られたテキスタイル、家具、書籍など約100点を紹介します。
(豊橋市美術博物館より)