
何かの雑誌で読んだのだけれど、最新の神経科学では、「想像は完全に記憶に依存する」とのことで、ひらめきやアイデアは自分の記憶の中にあるという話。となると、アイデアを生み出すためには記憶を増やせばいいわけで、そのためにも、本を読んだり、映画を見たり、人に会ったり、旅に出でいろんな体験をするのが重要。その中で一番手軽なのが、やはり本を読むこと。
むかし行った、ストックホルム市立図書館
まちの図書館を利用する
僕は多読な方だし、積ん読している本も多いです。とはいえ、欲しい本や雑誌を全部買っていたらお金がなくなってしまう。そんな時に便利なのが、図書館。浜松市の場合は、ひとり12冊まで予約できて、雑誌や人気の本は順番待ちしますが、僕が読みたい本は人気が無いらしく、割とすぐに借りられることが多いです。
僕が本を借りたいなと思うのは、ネットや雑誌などで紹介された本、参考文献にリストアップされた本を見たときなど、何気ないきっかけだったりします。本屋さんにいたら中を見て、今の自分に必要なものはわかるけど、手元にないから判断できない。それでも気になった訳だから、そんな時は予約して借りちゃいます。パラパラと見てすぐに返却するときもあれば、面白くて何度も借りたり、最終的に買うこともあります。
chromeの機能拡張、「その本、図書館にあります。」が便利
これまで借りるときの手順は、まず図書館のサイトに行って、本を検索して、予約していたのだけれど、ステップ数が多くて、ちょっと面倒。で、最近知ったのが、「その本、図書館にあります。」というchromeの機能拡張。
最初の設定で検索したい図書館を追加して、Amazonで本を検索すると、図書館にその本が所蔵されているか分かるというもの。貸し出し状態も、「貸出中」「貸出可」と表示されます。さらに、ワンクリックで図書館の予約ページに移動するから、その場で予約もできて、これまた便利。もし貸出中だったり、予約冊数の上限だっとしても、欲しいものリストを新規作成して「図書館で借りる」などの名前を付けて追加しておけば、借りたい本リストの完成。
僕はPopClip を入れているので、文字選択するとAmazonをすぐに検索できるのでさらに便利。
検索して情報を出すだけでなく、さらに次のアクションへ誘導するサービス設計が良くできている機能拡張だと思います。利用者の障壁を取り除くアイデが素晴らしいです。こういうサービス1つで、図書館の利用率って上がるんだろうなー。インプット過多は問題だけれど、経験値はアイデアに比例する訳だから、手軽にインプットしたい方にはおすすめのツールです。