
ファミリアがデザインした神戸市の母子手帳が話題になっています。
「“らしさ”全面「ファミリア仕様」に 神戸の母子手帳」 2017/9/14 12:12神戸新聞NEXT
https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201709/0010552138.shtml
画像は神戸市より
へーと思ったのが
妊娠中の胎児のエコー写真や新生児の手形用のページのほか、
子どもが成人するときに手渡すことを想定したラブレターのコーナーもある。
デザインもさることながら、胎児の成長、赤ちゃんの身長や体重、予防接種などを記録する側面が強かったこれまでの母子手帳に、プレゼントするという新しい価値付けをした素晴らしく、さすが創造都市、デザイン部門、神戸市と思ったのです。
既存の商品に新しい価値を付加することで、ぐっと魅力的になる。
広告や編集の世界ではよくする手法です。
母子手帳ってネーミングはいかがなものか
さすが神戸市だよね、と妻に話したら、
写真もラブレターも素敵だけど、それができなかったとき、
自分はダメな母親だと思ってしまいそうで怖いと。
いいものができたとばかり思っていたから、そんな視点にびっくり。
でも、忙しくてそんなんできないし、というのもたくさんいるわけだし。
なるほどと。
さらに、今どき、母子手帳ってネーミングってどうなの? って逆質問。
妊娠、出産するのは母親だけど、育てるのは父親も一緒。
母子手帳という名前だから、父親は関係ないと思って、そこに何が書いてあるかほとんど知らない。
スタート時点から母親と子ども、父親にちょっとした距離ができてしまうのでは、と。
デザインや価値付けだけでなく、手帳の名前を変えてしまうのもありなんだと気付かされました。さすが、妻。
親子健康手帳と名前を変えて配付したら話題になると思うのだけど、浜松市どうでしょう?
神戸市市役所
神戸らしさあふれる母子健康手帳に生まれ変わります!