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活版印刷機、新しい事務所へお引っ越し

2018年2月11日

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先日から進捗報告している、まちの診療所リノベーション。

先日無事に活版印刷機などを搬入し、工房としてスタートしました。
ガラス戸の扉を開けると、活版印刷機が出迎えてくれます。もと診療所は一級建築士であるamp / アンプ建築設計事務所の森下くんとシェアしているので、というか、彼の事務所を間借りしているので、建築模型が見えるのもそのせい。細かなあしらいは、仕事をしながら進めていきます。

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解体前の写真と比べると、白く塗られて、光が入ってまったく違う雰囲気になったのがわかる

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引っ越ししたてということで、荷物は少なめ

まちなかの事務所は場所の都合もあって本などは少ししか置いていないけど、ここでは紙見本やインキ、デザインのひきだしやら印刷の本、広告コピーの本、お気に入りの雑誌やZINE、カメラなども並べています。ちなみにこの木の棚は、診療所でカルテが入っていたもの。築年数不明の(50年とも、70年とも)診療所の雰囲気にぴったり。

以前までしていた家とは違って、活版印刷の相談も、印刷の立ち会いも、気軽に来てもらえるようになったのがうれしい。
今週はおふたりいらしゃいました。

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ガラスのシェードを外して、古い照明に電気が灯る

まちの印刷所の役割

家のプリンターやコンビニ出力などを使えば、印刷なんて簡単にできちゃうこの時代。単価も安いから、個人経営の印刷所はどんどん無くなっています。写真プリントや写真館もおんなじ理由だと思う。もっといえば、郊外にショッピングモールができたり、大型スーパーができて、まちの商店街が元気がなくなっていくのも案外同じで、安くて便利な方に行ってしまう。

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この場所では10円でコピーはできないけど、こだわりある印刷ができます。
まだまだ修行中だけど、活版印刷のプロとして印刷の相談にものりたいし、印刷することの楽しさ、手を使いものをつくる楽しさを伝えていきたいと思います。活版雑貨の制作や印刷の実験もしてみたい。

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あたらしい事務所があるのは南区の東端で、田んぼが広がるのどかな場所。それでも、学校や農協があるから田舎の中心地でもある(笑)駅前まで車で20分くらいだから、ちょっと行けばたいていのものは買えるけど、近所にこだわりの店はあまり(ほとんど)なく、コンビニやスーパーに併設した100円ショップなど、手軽で便利なお店が多いエリア。

ちょっと極論だけど、コンビニしか知らない子どもがいたとしたら、パンはビニール袋に包まれて売ってると思うかも。パン職人が手間と時間をかけて、生地をこねてパンを焼いてることを知ることができない。今は、パンだけに限らず、商品になる工程がすっぽり抜け落ちて見えにくくなってると思います。

手軽さや価格だけでなく、どんな人が、どんな思いで、どんな風につくっているのか知って欲しいし、そういう視点でものを選ぶ軸も持って欲しい。簡単に買うんじゃなくて、手と頭を使って、ものをつくる楽しさを知って欲しいなと。
田舎にできたあたらしい活版工作室が、そんな気づきを得られる場所になってくれるよう、がんばります。

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About

大杉晃弘(コピーライター)/1975年、静岡県浜松市生まれ。結婚情報誌、住宅情報誌の制作ディレクター/コピーライターとして、企業の販促活動をサポート。2011年「写真と、企み」設立後、2013年、浜松へUターン。編集的視点、事象の裏側にあるストーリーを大切に広告制作(企画、コピー、写真撮影)を行う。また、活版印刷工として、活版印刷やワークショップも実施。町の編集室&印刷工房をつくるため画策中。 詳細はこちら

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