
もう昨年のことになるけれど、OM建築工房モデルハウスを使ったイベント「第4回 わいガヤDay」に遊びに行ってきました。
モデルハウスをほぼ貸切
会場は、浜名湖畔にある「湖岸の再生」を目指した「地球のたまご」。
ピザ釜&ペレットストーブ体験にひかれて、お昼は少なめで参戦。モデルハウスには入ると、雑貨やパンのお店が出店していて、ずいぶんにぎわっている様子。でも、お目当てのピザ釜が見当たらない……。風も強いから中止なのかなと思い帰ろうとしていたら、もう1棟のモデルハウスで行われていることを教えてもらい、3階建ての黒いモデルハウスへ。
中ではスタッフとお客さんらしき初老のおじいさんがテーブルで静かに談笑中。他にお客さんおらず、ほぼ貸切状態。ピザ釜は中止で、ダッチオーブンでリンゴとじゃがいもを焼いているとのこと。しばし時間がかかるので、子どもたちとモデルハウスを探検!
窓からは浜名湖の景色や敷地内の池の自然が望める、のんびりとしたロケーションに癒されます。回遊できる間取りや階段のちょっとしたすき間を出たり入ったり、大興奮の子どもたち。木の感触が気持ちよくて、いつの間にか裸足に。こぢんまりとした造り付けのワークスペース、花が飾られた明るいサニタリーなど、決して派手ではないけれど、ひなたみたいに居心地がよくてリラックスできる。家族みんなで「いいなー」の大合唱。
家もさることながら、暮らしかたに憧れる
1階ダイニングの向こうにあるウッドデッキ横では、スタッフの人たちがダッチオーブンを火にかけています。最近、すっかり火遊びが好きな長男が、一緒に火をくべ始めます。キャンプやアウトドアに精通したスタッフがいて、火の扱い方、道具のことなど、いろいろと教えてくれました。僕もアウトドアには興味があるけど経験値がない。こんなふうに知識がある人に教えてもらうだけで、気になる世界がますます好きになっていくし、さらに、子どもが家族以外の大人にあれこれ教えてもらい世界が広がっていくのが親としてうれしく感じるのでした。
出来上がった焼きリンゴは甘くて、じゃがいもはホクホク。ひと口だけのつもりが、ついつい何口も(笑)さらに、みかんももらって、まるで親戚の家に遊びに来たみたい。窓は開け放っていたけれど、ペレットストーブと床下から出る温熱空気で、ほんのり温か。寒くないというのがいい。なんだかんだで3時間くらい遊ばせてもらいました。
ショップが出店していたモデルハウスはにぎわっていて、イベントならではの特別な場所。
でもこちらは、ほぼ貸切状態。家で過ごす穏やかな休日のような雰囲気。
どちらも素敵な家だなーと思ったけれど、明らかに後者は、時間をかけて調理した食事をいただいたり、ダイニングでお茶しながら、すぐ外のテラスで子どもが遊ぶの眺めたり、こんな時間や暮らしは幸せだなーと感じたのでした。同じモデルハウスだけど、見せ方(体験)ひとつで、感じが方全然ちがってくる。宿泊体験が人気なのもわかります。