
昨年12月に開催された「サウンドデザインフェスティバル in 浜松」。
「音」の可能性に着目した内容で、先進的で、とてもユニーク。時間が許せば2日間ともずっといたかったくらい。オープニングライブをした明和電気はもちろん、音に触れられ、遊べる作品の展示やワークショップが秀逸で、子どもはもちろんのこと、大人も楽しめるイベントでした。
音であそぶ、音にさわる、サウンドワークショップ、音づくりなど、薄い膜でゾーニングされた会場
アーティスト・スズキユウリによる、プラスチックパイプをつなぎ合わせて音の変化を楽しむ「Acoustic Pavillion」
掃除の時間、誰もが妄想したロックスターを実現「ほうきギター」
浜松は音楽の創造都市
浜松というとヤマハやカワイがあって、ピアノなどのアコースティックな楽器をイメージするかもしれないけれど、もちろん電子楽器も盛ん。ローランドの本社もここにあります。そんな浜松市は、2014年にユネスコ創造都市ネットワークに音楽分野で加盟することになります。
楽器の演奏もOK
描いた絵や文字が楽譜になって、ハンドルを回すと音が鳴る「Band Graphone 2.0」
ピアノコンクールやオペラなど、高尚なイベントも数多く開催されているけれど、身近な感じがしないのも本音。だからか、市が「音楽の街」を標榜しているけれど、どこか楽器製造の街でしょ、といううがった部分があっのでした。今回のイベントのように、楽しむ、体験するという入口から音、音楽、楽器に触れることで、浜松の産業がぐっと身近に感じられました。
息子はモジュラシンセに大興奮
このイベントが楽しかった息子は友だちに、「浜松は音楽の街だに」と話していたそう。
楽器の街ではなく、音を楽しむ音楽の街に一歩近づけたのかなと思いました。
浜松市の「創造都市・浜松」というサイトで、出展者のひとり、R-MONO Labのインタビュー記事が掲載されています(こちら、取材させてもらいました)音楽のことというより、発明することに触れ、ものづくり浜松の雰囲気が感じられるかと思います。
“楽しい”アイデアをそのままカタチに R-MONO Lab
サウンドデザインフェスティバル in 浜松 更新が途中で止まっているのが残念です…。