
そばにありすぎて、意外とよく知らなかったというのは、よく聞く話で、
浜松で言えば、それは中田島砂丘や浜名湖になるんだと思います。
浜名湖の成り立ちや特徴を紹介する向け小学生向け冊子、『海の湖 教科書〜魚介編〜』の制作に
コピーライターとして、導入の4ページとコラムの企画・コピーを担当させてもらいました。
ちなみに「海の湖」とは、汽水湖である浜名湖のこと。
地元の小学生向け(5,6年生を想定)の冊子ということもあり、子どもに分かりやすく伝えるのはもちろん、
授業で習っている知識や言葉か、さらには学校でならう漢字かどうかにも気を配って制作。
漢字については、こちらのページがとても参考になりました。
漢字検索システム
文章を入れて検索すると、その漢字が小学何年生で習うのか教えてくれます。
別の取材で聞いた話ですが、東京と地元小学校の合同勉強会が浜名湖で行われたそうで、
都会の子にちょっとコンプレックスを持っていた地元の小学生だけど、
浜名湖に生息するタツノオトシゴを見て、東京の子たちが「すげー!」と盛り上がり、ちょっと自信をもったとか。
そんな話がコラムのネタになっています。
浜松市内と湖西市内の新5年生と新6年生のクラスに1冊配布するとのこと。
この本を見た小学生が、「浜名湖ってすごいに」って親に話してくれれば、つくってよかったなと思います。
また、浜松魅力発信館「ザ・ゲート」や県内の谷島屋書店などでも、1冊550円で販売。よろしかったらぜひ。
子どもたちが地元を好きになるきっかけを作る、よい仕事をさせてもらいました。
(紹介いただいたMさん、ありがとうございました!)