
ライターや編集、撮影の仕事とは別に、活版印刷の仕事もしていて、今は、自宅で印刷をしています。
活版印刷をもっと気軽に体験してもらえる場所が欲しいなとは思っていたのだけれど、まちなかは家賃が高いし……。好きで中心市街地活性化のイベントに参加しているけれど、最近では、家の近所(小学校くらいの学区)をもっと居心地よくしたいなと思い始めていて、耕作放棄地をいじっているのもそんな理由だったりしています。だったら、活版の工房も近くがいいのではと。畑にコンテナを置いてするのもいいかなと妄想したり。
編集、建築という視点で、まちに関わる
家から歩いて5分くらいの場所に、小さい頃からのかかりつけの診療所があって、1年ほど前に廃業されたことを知りました。白いタイルが貼られ、平屋造りのこじんまりとした診療所。いろんなご縁が重なって、建築士の友人とこの診療所(の一部)を借りることになりました。まずは、待合室と薬局をひとつにつなげて、大きなワンルームにします。
パーティションなどを取り外して、視界も良好。ぐっと広く感じられるようになりました。
友人とシェアする場所だし、先生のご自宅もすぐ隣にあるので、にぎやかなことをするのは難しいですが、仕事場を開くことはしていきたいなと思っています。すぐそばには地域の公民館みたいなのもあるので、そこを借りればもっといろいろできるかも。
・活版のワークショップ
・シルクスクリーンなどの印刷系ワークショップ
・大杉文庫の開放、古本市とか
これまで診療所がまちの人たちの健康をサポートしてきたように、活版や編集、建築といった方面から、片田舎の暮らしを少しだけわくわくするよう働きかける場所にできたらなと思っています。
オープンは1月予定。
進捗なども含めて、またご報告します。