昨年より制作に参加していた未来絵本『これから』が完成し、BASEにて完成発表会が行われました。
未来絵本は
子ども達がワクワクしながら未来をイメージすることは、創造的な都市の発展に繋がっていきます。 ある建設会社が、2050年を目標に宇宙エレベーターの構想を打立てました。こんな、一見突拍子もないビジョンも心を育む上では大切ではないでしょうか? この委員会は、具体的・現実的な計画のみに捉われる事なく、様々なジャンルのクリエイターが、壮大な未来を描いた「未来絵本」を制作し、浜松の未来を担う子供たちに夢や希望の持てる時間と空間を提供することを目的としています。
という想いの元、浜松の中心市街地の未来像を絵本として子どもたちに呈示するという内容。
当日は原画の展示のほか、参加したクリエイターがひとりずつ制作意図を発表。
僕は写真をコラージュして、未来の浜松駅を考えてみました。
正面にある鳥は、浜松未来絵本制作委員会が、地元の幼稚園児や小学生と一緒に行ったワークショップで制作したもの。
鳥の羽一枚一枚に、子どもたちが思う未来の町の様子が描かれています。
絵本を通して、子どもたちが浜松の未来を考えるきっかけになってくれればうれしいです。
内容は荒唐無稽だけれど、他人任せにせず、こんな風にしていきたいと思うことから、まちづくりは始まるんだと思います。
制作中は泣きそうになりましたが、今は、子どもに残せるものを作れた機会をもらえたことを感謝しています。
絵本は、小学校や図書館などに寄贈。
原画は、ザザシティの子ども館や鴨江アートセンターなどで巡回展示するとのことなので、ぜひ見てやってください。
詳細は下記ウェブサイトにて。
浜松未来絵本制作委員会