
DORPでの戦友であり、浜松で活躍するグラフィックデザイナー、サイフォングラフィカ・宮下さんの名刺を作らせてもらいました。
装丁の仕事をしていることもあり、紙の知識が豊富な宮下さんが選んだのは、ボルダという表裏で色の違う手触り感のある紙。
色はやや灰色っぽいナチュラルとオークの2種類。裏面は共通で濃いブラウンです。
表面の色を鉛っぽくしたいとのオーダーで、銀色と墨を混ぜて調整。
鉛筆で描いたような粒子感のある仕上がりになりました。
樹脂板を使ったこともあり、少しかすれた感じがまた鉛筆のような風合いを演出しています。
宮下さん、ありがとうございました!
活版印刷 名刺
paper: ボルダ(ナチュラル/オーク)
print: 1c/1c 両面活版印刷(樹脂板)
Color: 鉛色(オリジナル)/白
Client: サイフォングラフィカ