三浦 丈典さんの『こっそりごっそりまちをかえよう。』を読んであらためて、
建築家って頭がやわらかいというか、視点がユニークだなぁと。
例えば、「まちじゅうのお風呂が水道管でつながっていることを想像しながらお風呂に入ろう」とある。
なんじゃこれって問いかけだけど、実際には水道管はつながっている訳で
さらに、日本の水道管の長さは約62万kmもあって、それは地球と月の距離38万kmの2倍近い長さ!
一級建築士事務所 株式会社スターパイロッツ ブログより転載
数字が持つ説得力もさることながら、その数字をわかりやすく紹介してくれるイラストにひきこまれる。
頭をぐにゃんとやわらかくする本だから、カチッと定義しちゃうのはダメで
イラストレーターの斉藤弥世(みよ)さんの描くゆるりとした、なにかひっかかりのあるイラストが想像力を広げる。
実は彼女、静岡県出身。
2006年、静岡文化芸術大学デザイン学部卒業。大学の卒業制作での絵本制作をきっかけに、イラストレーターをめざす。現在まで、挿し絵などの仕事を行う。
とのこと。
ウェブを見るといろいろと活躍されているみたい。
はずかしながら、知りませんでした…。
地元、文芸大出身ということなので応援していきたいです。
いろんな発見のあったよい本と出会えました。